2017年に奈良初めての奈良コミナスが誕生して以来、
県内8市町村※にその活動を広げています。
※2024年3月時点
奈良に初のコミュニティナースが誕生
地域おこし協力隊や移住促進事業などを活用して、奈良県にて1名(のちに山添村へ移籍)、東吉野村、天川村、川上村にて各1名ずつコミュニティナースが活動を開始
全国で自治体主催としては初のコミナス養成講座を実施
全国で自治体主催では初めてとなる奥大和コミュニティナース養成講座では、座学とその学びを実践するフィールドワークを実施しました。ここから、奈良コミナスを育てる動きが活発になりました。
奈良コミナスの活動エリアが拡大
養成講座の第2期を10名が修了。五條市や大淀町などコミュニティナースの活動エリアがさらに拡大。移住を伴わない形でも、奥大和エリアに愛着を感じてコミュニティナース活動に協力する受講生が多く生まれました。
新型コロナウイルス(COVID-19)の流行による活動の
制限のなか、オンラインでの学びを進化させ、
学びの聖地として全国に知られるようになる
2020年1月に国内最初の感染者が確認されてから活動自粛が始まり前年のようなオフラインでの実施がむずかしくなりました。そんな中でもオンラインでの開催により「基礎講座」には25名、活動プランのさらなるブラッシュアップを図る「コミュニティナース ステップアップ講座」には12名が修了。県内外から講師を招聘し、ゼミ形式で相互に高め合う形へと進化させることで、コミュニティナーシングの学びの聖地として全国に知られるようになりました。
新型コロナウイルス対策をしながらも
前年に引き続きオンラインでの活動を継続。2021年度は初めてコミュニティナースの意義や目的について話し合う「奥大和コミュニティナースサミット」をオンラインで実施。奈良コミナスとコミュニティナースカンパニー(現CNC)代表の矢田明子氏等有識者を交えたクロストークを実施し、全国から298名が視聴しました。
コロナによる活動自粛が緩まり、活動に再び活気が戻り、
オフライン(実地)での講座も復活
活動自粛が緩まったことで2019年のようなオフラインでの講座が復活。この年からあらたに持続可能なコミュニティナース活動を目指す「フィールドワークツアー」を実施。受講生がコミュニティナース活動プランを策定し、実践を行い、講師や受講生間で振り返り、持続的な活動を目指しました。また、コミナスの活動が盛んな島根県雲南市への視察も実施しました。
奈良コミナスの活動を加速させるために
コミナスによるビジョンチームの結成
2023年には、これまでの講座を進化させ、受講生の目的別のゼミ形式での開催となりました。また、奈良コミナスの活動を加速させるため、奈良コミナスによるビジョンチームが結成され、ビジョン・ロードマップの作成と新たなwebサイトが誕生しました。
新たなビジョン・ロードマップが策定され
奈良コミナスの活動は次のステージへ。
2017年からコミュニティナースが導入された奈良県。
6年が経過した2023年、現在の課題を整理しながら、さらなる発展を目指します。
三度のワークショップを重ね導き出したビジョンは、
『奈良を自身のコミュニティナースマインドを顕(あらわ)す地へ』
奈良でコミナスを“学ぶ”のではなく、すでにみんなの内にある“コミュニティナースマインド” が発露し、奈良コミナスみんなで後押しすることを目指します。