奈良在住のデザイナー加藤慎也さんとの出会いが大きな転機となりました。加藤さんがデザインした自分のキャラクターを通じて交流する中で、コミナスの講座のことを知りました。それまでは趣味やボランティアとして地域のイベントなどでパフォーマンスを行っていましたが、コミナスが掲げる『地域活動を事業として捉える』というコンセプトに強く惹かれました。
思い返せば、小さい頃から人前に出ることに全く抵抗がなく、前に立って話したり、パフォーマンスしたりすることで人を楽しませることに情熱を感じていました。新卒の情報通信会社勤務時代には採用イベントで、注目を集めるためにいきなり英語で話し始めて参加者の皆さんを驚かせたり、笑わせたりする演出を積極的に取り入れていました。また、大学では人間科学を専攻し、人の心の動きに興味を持ち、学んでいたことも今から振り返ればつながっているのかもしれません。
こうした経験があり、自分の活動をさらに広げたいという気持ちが高まっていたタイミングでコミナス講座の日程が自分のスケジュールと奇跡的に一致し、運命的なものを感じて参加を決意しました。それをきっかけに、自分の活動をビジネスとして真剣に考えるようになりました。
『お祭り女神ジャスミン』として、観客参加型のエンターテイメントパフォーマンスを通じて、地域に元気を循環させる活動を行っています。ステージ上での歌やダンス、遊びを通じて、参加者一人ひとりが主役になれる場を創り出すことが私の活動です。
私が表現するステージは、地域のお祭りや子育てママさん向けのマルシェなど、多様で固定化されておらず、その時々に暮らす人々がいきいきと輝ける空間です。年齢や背景を問わず誰もが楽しめる空間を提供し、地域の交流や活性化をサポートしています。
また、『笑いヨガ』のインストラクターとして、デイサービス施設や放課後デイサービスなどで健康づくりを支援しています。さらに、生駒市の魅力を発信するユニット『いこまんま』の一員として、地域特有の魅力を盛り込んだオリジナルソングを制作し、歌やダンスを通じて地域イベントを盛り上げる活動も行っています。
キャッチコピーは『カラダにビタミン、ココロにジャスミン』。地域の皆さんが心身ともに元気になり、自分自身を楽しみながら活躍できる場を提供するおせっかいなクリエイター、それがお祭り女神ジャスミンです。
イベントでは、観客を自然に巻き込む「空気づくり」が成功の鍵となるのですが、毎回うまくいくわけではなく、場の雰囲気作りに苦戦し、思うように観客をパフォーマンスに引き込めないという経験も何度かありました。特に、通りがかりの人々を対象にしたイベントでは、まず、足を止めて見てもらい、心を開いて参加してもらう、ということはとてもハードルが高く、人を巻き込むことの難しさと奥深さを痛感します。知り合い同士でない方が集まっている初めての場で、自分を解放して楽しんでもらう…ということは簡単なことではないですが、私の天真爛漫なキャラクターとパフォーマーとしての経験でこれからもどんどんチャレンジしていきたいところです。
・巻き込むチカラ、それが私のおせっかい
私のステージでは、手拍子や楽器などで参加できる歌や見たまま踊れる簡単なダンス、手遊びやボールを使ったゲームなど、気軽に参加できる仕掛けをたくさん用意しています。
放課後デイサービスでパフォーマンスさせていただいたときのこと。
あるお子さんが、ステージに出てきてくださり、私の歌に合わせてオリジナルのダンスをしてくれました!見ているみんなも大喜びで大声援!ご本人もとても嬉しそうでしたし、職員の方も『こんなに積極的な面があるなんて!!』とびっくりされていました。それを聞いて、親御さんもとっても喜ばれていたそうです。
私の”お祭り”が、みんなが主役になれる時間として、大人の明日への活力となったり、子どもたちがより自分を好きになるきっかけに繋がれば嬉しいです!
・音に敏感なお子さんがくれた「ありがとう」
三重県のイベントに出演した際、音に敏感なためこれまでイベントに参加することが難しかった幼い子どもさんが、私のパフォーマンスを見て楽しそうにしてくれていたことが心に強く残っています。その子のお母さんからも感謝の言葉をいただき、自分がやっている活動が誰かの喜びや笑顔、そして心の支えになることがあるのだと実感し、大きな励みになりました。参加者の『楽しかった』『また来たい』というストレートな感想は、活動を続ける最大の原動力になっています。