まずは実践家の活動を知ろう!
・これまでの基礎講座やステップアップ講座に加えて新たに人材育成講座をスタート!
・コミナスに必要な地域を捉える視点とは?
・これまで以上に自分の好きや得意を活かしたアクションプランをイメージする
はじめまして。奈良県天川村で活動している山端聡です。
家族で奈良県天川村に移住し、一般社団法人てとわを立ち上げ、看護師として活動しながら、村の資産を活かした村づくりにも携わっています。
このゼミは、コミュニティナースの育成に興味がある方、地域が抱える多様な問題に対し立ち向かい解決のための実践をしている方を対象にした、新しい講座です。
オンラインと現地を交えたハイブリット型で、第1回目はオンラインで開催しました。三重県、奈良県、兵庫県の他、福井県といった遠方からの参加者を含めた、合計10名の方が参加されました。普段されている仕事の内容や場所、多様な職種が揃ったこともあり、開始早々のチェックインでは、『自分を表す3つのもの』をテーマに、「私という個人を主語」にじっくりと自己紹介をしていただきました。
今回、講座を実施するにあたり、事前に受講生の方々には、何を知りたいか?を聞かせてもらっていました。
『コミュニティナースの実際の活動内容』や『活動に至るまでの経緯』、受講生の関心のポイントも様々です。これらの受講生の意見を参考に、発表する内容も検討を重ね、奥大和エリアの中でも南部で活動している僕と狩野さんの2人で、活動内容を発表させていただきました。
現在の活動内容と、今にいたる経緯と活動の展開のさせ方をお話させてもらう中、画面上でも、真剣にメモを取る姿で真剣に聞いていることが窺がえ、受講生の学びへの熱量を感じるころが出来ました。発表後、少人数に分かれて、感想を共有をする時間を設け、”趣味や楽しいを活かしているところが印象的だった” ”自らが地域に関わりを持っていく姿勢が大切だと思った” ”今後の自分自身の参考になるキャリアプランだった”などの感想を聞くことができました。
今回はオンライン開催や短時間ということもあり、まだまだ具体的なコミュニティナースの活動をイメージ、それぞれのアクションプランをイメージするところまでには至りませんでした。ただ、コミュニティナースって何だろう?と漠然とした認識だったスタートラインから、受講生の皆さんが様々な気づきや変化を得て、実践に活かす、また実践しようといったマインドに変わっていたのが印象でした。より一層、学びを深めていくために、現場を見るフィールドワークを出来るオプションツアーも企画したので、ツアーで地域のリアリティを実感してもらいながら、社会資源やシステムに触れてさらに実践のイメージを膨らませていただきたいと思います。