奈良コミナス

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第6期奥大和コミュニティナース講座 福島ゼミ なんでも相談会
POST:2024.02.27

この記事のPOINT

〜フィールドワーク「なんでも相談会」〜

この記事を三言でズバリ!
・暮らしの保健室と一緒に実践!
・受講生の「関心」と「得意」で癒される人が続出
・振り返りで気づくこと

暮らしの保健室とコラボ!

こんにちは。
令和5年度 奥大和コミュニティナース講座 福島ゼミの福島です。
今回は1月27日に開いた第2回目(DAY2)のフィールドワーク「なんでも相談会」の様子について書かせていただきます。

フィールドワーク先は、奈良県内で福祉関係や法律・税務関係の業務をしている専門職等が集まる団体「けんりようご・ねっと奈良」が開く「なんでも相談会」です。こちらの相談会はなんと、2020年から毎年開催されていて、私自身も昨年2023年には「暮らしの保健室 なら」を主催される久保田千代美先生からのお声がけで、一緒に「暮らしの保健室」のブース運営を手伝わせていただきました。「暮らしの保健室」とは、誰でも予約なしに無料で、健康や介護や暮らしの中でのさまざまな困りごとの相談ができる場所です。『出会ったその場が暮らしの保健室』と久保田先生がおっしゃるように、どんな場所でも実践できます。暮らしのあらゆるところで展開できるコミナス活動とも通じる部分が多いため、久保田先生の協力を元、今年2024年は講座のフィールドワーク先として受講生とともに運営・参加することが出来ました。

場所は天理市民会館(やまのべホール)の3階で、相談会の入り口付近に「暮らしの保健室なら&コミュニティナース」としてブースを開きました。

久保田先生のプロフィールは是非、以下をご参照ください。
Chiyomi Kubota Care研究所
https://sites.google.com/view/chiiyomikubotacare/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
暮らしの保健室 https://kuraho.jp/

手書きでいろいろ書いています

「癒し」をテーマに実践

健康の秘訣をおしえてください

今回の「暮らしの保健室」ブースには久保田先生と、コミュニティナース講座の修了生であり診療所内で「暮らしの保健室」を開催している中山克代のベテラン勢に参加いただくことができ、準備段階から受講生も安心して実践できる場でした。
午後からの相談会開催に向け、午前中は準備の時間です。「今日1日、どう過ごしたいか」を各自発表し、受講生同士で1日の目標を共有した後、いざ準備に取り掛かります。自宅で作成した来たポスターを貼り付けたり、来た方がお話をしやすいようにテーブルやソファを設置し、出会って2日目とは思えないほど、受講生同士で協力して、暮らしの保健室の場を作ることができました。

実践では、
「どの香りがすきですか?」と香りの投票を行った受講生。
私物のオカリナやテニスボールを持参し話題を引き出す受講生。
緊張を和らげる呼吸法とシンプルな上半身の運動を指導する受講生。
準備の時からお互いを協力し合う姿があったように、午後の時間も3人で、癒しをテーマに連携技を繰り出し、フィールドワーク後半はお客さんや専門職の方々とゆったり話ができる理想的な空間になりました。

そのような空間のおかげか、立ち寄った高齢の男性が健康の秘訣を滔々と語ってくれたり、相談会に参加されていた支援者の方が呼吸法を行って晴れやな顔になったりと、「癒し」をテーマにした受講生のアイデアが活かされていたと感じる場面が何度も見ることが出来ました。

振り返りは気づきの宝庫

相談会が終わった後は、全員で振り返りの時間を持ちました

相談会自体も盛会に終わり、受講生と久保田先生、中山さんとともに、今日1日の振り返りを行いました。
振り返りの場面では、何をすればよいか悩んでいたオンラインでの会議の時の表情と比べると、やりきったという達成感を感じる表情で、運営側である私自身、その変化に対して、嬉しくなりました。また、受講生3人ともに、ブースに来た方の「いい匂いがする」とアロマに目を向ける人の表情、運動後つむっていた目を開ける瞬間、「これなんですか?」とブースへ興味を向ける時など、リアクションを注意深くみて、会話をしていることが印象的でした。
そして最後には、ありがとうという思いを込めて、関わった全員に対して、‟〇〇さんのキラッとしたところ”をカードに書き、お互いに渡し合いました。自分の長所を教えてもらったり、手書きの感謝の言葉を受け取って、受講生も心から癒される、第2日目を終了しました。