奈良コミナス

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イベント×コミナス キッズナース体験

POST:2024.02.23
カテゴリー:イベントレポート

「体験を通して自分の体に興味を持ってもらいたい」奈良コミナスのイベント

2023年11月のよく晴れた日、広陵町の竹取公園で開催された親子向けイベント「ほほえみフェスタ」の一角に奈良コミナスたちの姿がありました。

福島 明子さん、島岡 愛さん、正寳 美穂さんらが大阪・八尾のコミナスと共同で企画したのが“キッズナース体験”です。

子供たちが白衣を着てお医者さんや看護師さんになりきったり、聴診器や針のない注射器を実際に使ったりすることで医療を身近に感じてもらい、自身の体や健康に興味を持ってもらうことが目的です。

また、手作りのぬいぐるみを動かしながら「うんちはどうやってできるかな?」と子どもたちに楽しく伝えることで、自分の体に興味を持つきっかけづくりをしていました。

聴診器で自分の胸の音を聞いた子は「ドキドキ聞こえる〜」と不思議そうに話していました。また、色水を使った注射器あそびの中では「注射はここにするんだね」と慎重に確認しながら取り組む様子が見られました。

子供たちの楽しい! だけで終わらない奈良コミナスの関わり

子供たちが可愛らしい白衣に身を包んでいる間、奈良コミナスたちは保護者の方にもお声がけをします。その中で「実は最近腰が痛くて……」と話してくれたり、健康診断をなかなか受けられなかった方への啓発に繋がったりもします。

日頃、自分の健康を後回しにしがちな子育て世代へ、病気の予防や健康増進の関わりができるのはコミナスならではの働きかけです。

子どもたちが小さな「奈良コミナス」に

キッズナース体験が終わった子どもたちには「キッズナース免許証」を渡します。免許証に書かれている言葉は「あなたは、いつもまわりのひとをしんぱいし、たいせつにできるキッズナースであることをしょうめいします」。

子どもたちは自分の健康だけでなく周りの人たちに目配りができる小さな奈良コミナスになるかもしれませんね。

かわいらしい修了証のデザインは、同じく奈良コミナスのイラストレーター加藤 慎也さんの作品です。奈良コミナスたちは、それぞれの「好き」や「得意」を生かし連携しています。

イベントを通じて奈良コミナスの一歩を踏み出してみませんか?

「奈良コミナス(奈良県内で実践するコミュニティナーシング)に興味があるけれど、何からしたいいいのか分からない」と一歩踏み出せない方もいることと思います。

そんなときは、奈良コミナスの仲間と連携してイベントに参加してみるのも一つの方法です。実際、今回のイベントでは、初めて地域に出てコミュニティナーシングにチャレンジした仲間がいます。

体験された後、「どんな事でも認め合う奈良コミナスの雰囲気に癒されました。(地域の方、仲間へ)『いいね!』を伝えることの大切さを学ばせてもらいました」と話していました。

「奈良コミナスをやってみたい」という気持ちがある方は、仲間と一緒にイベントから始めてみるのも良いかもしれませんね。